原子力事故F

これまでに起きた大きな事故(3)    


■スリーマイル島原子力発電所事故

 スリーマイル島( TMI )は米国ペンシルバニア州の州都ハリスバーグ郊外のサスケハナ川の中州にあります。 1979年3月28日、この島にある原子力発電所で事故が起きました。原子炉を運転しはじめてからわずか3ヵ月めのことでした。

 原子炉を冷やすために送る水の栓せんを、運転員がまちがえてしぼってしまったために、原子炉がからだき状態じょうたいになり燃料がとけてしまうという大事故でした。あやうくチャイナ・シンドローム( 原子炉の燃料が溶けて底がぬけ、地球の反対側にある中国までとどくというたとえ)になるところでした。

 この事故によって出された放射性物質によって環境が汚染され、周辺にいた動物が死んだり、奇形動物きけいどうぶつが生まれたり、植物の葉が巨大になったり、人のがんがふえたりの異常がおきました。しかし、原子力事故ではよくあるように、州政府はこれらの被害をみとめていません。

スリーマイル原子力発電所 WikiMediaCommonsより




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