教員用 p.18 内部被ばくを調べる
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 ここに記載されているホールボディーカウンターWBCは、 「厳密な測定」が出来る機種で、最近各地で用いられているのは、 右の写真のようなイス式の測定器である。
 福島原発事故後、被ばくした住民たちがWBCによる内部被ばくの測定を希望していたが、 なかなか測定してもらえなかったそうである。 自費で千葉の放射線医学総合研究所などへ出かけ、やっと測定してもらっても、 本人には数値が知らされず、ただ「(このレベルなら)大丈夫」ということを 言われただけだけだという。
 事故に備えて、測定器をそろえるだけではなく、 どのような検査態勢が必要かということも、検討されなければならない。

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